深夜0時、大盛りラーメンと半ライス

私をととのえる

「自分に丁寧な暮らしを。」
などと、いかにもな暮らしを掲げている私ではありますが
白状せねばならないことがあるのです。

30歳を迎える時まで、丁寧の”て”の字も持ち合わせていなかったということを。

当時の私の行動基準と言えば

すべて「人の目」や「他人の評価」が最優先。
仕事が忙しく、終電で帰れない日々が続いていても心の中ではこう思っていたのです。

『終電逃すほど仕事して、二つ返事で休日出勤までしちゃって会社に貢献しまくりで、働きマンでめちゃカッコいいではないか…!』

今振り返ると、完全に手の施しようのない“社畜魂”が仕上がっていましたね、自分の心と体がボロボロになっていることすら気づかぬほどに。

原因はきっと主食にあった

あの頃の主食といえば「ラーメン」でした。
ただラーメンが好きだからという、あまりにもストレートな理由のまま
週4日〜5日、深夜0時にお気に入りのラーメン屋に吸い込まれては

「ラーメン大盛りと、あと半ライスで」
と、元気よくオーダーをしていたのです。

真夜中の大盛りラーメン、そして、シメにはスープヒタヒタのご飯
当時の私には“至福の時間”でありました。

もしあの生活を30代後半の今日まで続けていたらどうなっていただろうか。

…確信しています。
私は間違いなく、見た目も心もとんでもない「おブス」になっていたはず。

  • ボロボロの身体
  • 荒み不安定な心
  • 深夜の背徳コンボに生み出される何か

想像するだけでも恐ろしい。

でも、そんな完璧な暗黒期を過ごしたからこそ、私は身をもって知ることができたのです。

他人の評価のために自分をすり減らすことの虚しさ。
そして、その精神面をつくりあげていたのは自分自身の選択だったということを。

背徳感では辿り着けない、毎日の健やかさ

今の私は深夜に大盛りラーメンをすすることは滅多にない。

その代わりに、私は自分の身体が喜んでくれる食事や栄養を選択したり、
植物の力であるアロマに癒してもらったり、編み物の時間を何より大切にしているのです。

もし今、20代の私のように「自分じゃない誰かのために頑張りすぎて、ボロボロになっている」ことに気づいていない人がいたら
全力で肩を揺さぶって伝えたい

「まずは深夜の大盛りラーメンを、普通盛りにすることから始めようぜ」と。

____自分をきちんと大切にする、可愛がってあげること。


これこそが20代で凄まじいライフスタイルを踏み越えて辿り着いた
自分に丁寧な暮らしの原点なのです。